子育てをしていると、どうしても怒りたくなる瞬間ってありますよね。
「またやってる…」「何回言えばわかるの?」と、つい声を荒げてしまう。
でも、しっかり注意しても、あまり効果がない。
むしろその場は収まったように見えても、数時間後や翌日にまた同じことが繰り返される。
で、また怒る。
この繰り返し、正直しんどいです。
逆の発想をしてみた
ある日ふと思いました。
「怒っても伝わらないなら、逆にしてみたらどうだろう?」と。
たとえば、子どもが明らかに良くないことをしているとき。
叱る前に、まず話を聞くことから始めてみたんです。
すると、少しずつですが落ち着いてきて、
「○○がしたかった」とか「つまんなかった」と、ちゃんと理由を話してくれるようになりました。
太陽モードでの声かけ
最近は“北風モード”ではなく、“太陽モード”を意識しています。
- やりたいと駄々をこねてきたら、**「ヒーローみたいだな!」**と気持ちに寄り添ってみる
- 「ごはん食べたくない!」という日は、**「じゃあ先に遊んどくねー」**と少し引いてみる
- 自分でやりたいことがあるときは、**「それってすごいアイデアだね」**と肯定してみる
すると不思議と、子どもがやる気になって動き出すんです。
「自分で決めた」「認められた」という感覚が、子どもを変えていくんだと実感しています。
あれ?これって“北風と太陽”じゃない?
気づいたとき、ちょっと笑ってしまいました。
昔読んだあの有名な童話。
北風は力でマントを脱がそうとしたけど、太陽はポカポカと照らして自然と脱がせた。
あれ、まさに子育てでも通じる話だったんですね。
教訓って、実はリアルに使える
子育てをしていると、子どもに教えるつもりで読み聞かせていた絵本が、
気づけば自分へのメッセージになっていたということがよくあります。
昔話や童話って、ただの物語じゃなくて、
「人との向き合い方」の本質がぎゅっと詰まってるのかもしれません。
おわりに
もちろん、毎回太陽でいられるわけじゃありません。
こっちが疲れているとき、余裕がないときは、どうしても北風になります。
でも、「怒ってばかりじゃうまくいかない」と感じたとき、
ぜひ思い出してみてください。
“太陽モード”、意外と効きますよ。
もしこの話に共感してもらえたら、
あなたが最近「太陽になれた瞬間」も、ぜひ教えてください。
ありがとうございました。
コメント