毎日「イヤ!」の連続で、こっちが泣きたくなる日々。
ごはんも着替えも、出かけるのも、ぜんぶ「イヤ!」。
「これ、いつまで続くの?」と絶望しかけた時期がありました。
でも、気づいたら少しずつ、イヤイヤが減っていったんです。
そんな我が家の体験をもとに、「どうして終わっていったのか?」を振り返ってみました。今、イヤイヤ期の真っ只中にいる誰かの、少しでも気休めや希望になれば嬉しいです。
■ 気づいたら終わっていた「イヤイヤ期」
正直に言うと、「イヤイヤ期が終わる日が来るなんて、思ってもみなかった」。
そのくらい、毎日がしんどくて、出口の見えないトンネルの中にいるようでした。
けれど、ある日ふと「あれ?今日はあんまりイヤイヤしてない?」と気づいたんです。
そこから少しずつ、親子の関係も変わっていきました。
■ イヤイヤ期が落ち着いた理由を考えてみた
1. 自分でできることが増えた
着替えやトイレ、ちょっとしたことを「自分でやりたい」と言ってやりきれる場面が増えました。
失敗しても、見守る。成功したら思いっきり褒める。
その積み重ねが「満足感」や「自己肯定感」につながったのかもしれません。
2. 甘えられるようになった
以前はうまくいかないとパニックになっていましたが、今では「ママだっこー」「パパがいいー」と素直に気持ちを伝えられるように。
感情を出す先が見つかったことで、かんしゃくも減ったように感じます。
3. 話をちゃんと聞くようにした
「イヤ!」に対して「ダメ!」「急いで!」と返すことが多かった時期。
でも意識して「イヤだったんだね」「○○したかったんだね」と言葉にしてあげると、落ち着く場面が増えました。
大人も、話を聞いてもらえたら落ち着く。それと同じかもしれません。
■ イヤイヤ期に出口はある
先が見えないと、親も不安になりますよね。
でも、イヤイヤ期にはちゃんと終わりがあります。
子どもの成長に寄り添いながら、ちょっとだけ肩の力を抜いて、見守ってあげてください。
■ イヤイヤ期は、記録する価値のある“成長の証”
怒鳴ってしまった日も、笑えた日も、全部まるごと記録しておくといいかもしれません。
将来、思春期や反抗期に「あなたもこんな時期があったんだよ」と見せてあげることができたら、それもまた一つの“会話の種”になります。
【結び】
「イヤイヤ」は、成長のステップ。
そして、終わるときは静かに、自然に終わっていきます。
今を乗り越えているすべての親御さんへ、心からのエールを送ります。
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