【初心者】トロンボーンの基礎練習について考えてみよう

こんにちは、ふぉれもりです。

トロンボーンを吹くうえで必要な『基礎練習』。
このサイトについたということは、基礎練習について知りたいということですよね。

・どうやって練習をしたらいいのか
・どうやれば上達する基礎練習ができるのか

このことについて、知っていただけたらということを今日は書いていきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

基礎練習前に必要なこと

基礎練習を始めるその前に、必要なことが2つあります。

1.基礎練習をする目的
2.自然体で演奏をする

詳しく説明しますね。

基礎練習をする目的

練習をするといっても、闇雲にやっても効果はほとんどでません。

もちろん、やることで上達はしますが、ものすごく効率が悪いです。

やるなら、効率よく上達したいですよね。

そこで大事になるのが、「基礎練習をする目的」になります。

考え方の例を挙げてみましょう。

・先輩と比べて、スライドを動かすのが下手だ
→音階練習をして、スライドとタンギングをそろえるようにしよう。

・やっている曲の高い音(または低い音)がでない
→出したい音域が出せるようにリップスラーをしてみよう

このように、その練習が何につながる為か、何を意識するかは常に必要となります。

自分がどうなりたいから、こういう練習をするということは自分で考えていくポイントになるので、しっかりと目的をもって取り組んでください。

自然体で練習する

これもとても大事なお話。

トロンボーンを演奏するとき、「リラックスしている」ということは、意識することのトップに立つ。

普段話をするときや、カラオケなどで歌を歌う時に、身体に力は入れないですよね?
トロンボーンも同じように、身体に力を入れずに演奏できることを目指しましょう。

リラックスすることで、自然な演奏となり、聴く人に感動を与えることが出来るようになります。

基礎練習メニュー

さて、ここからは実際に取り組む基礎練習のメニュー

取り組むメニューは以下の通り

1.ブレストレーニング

2.バズィング

3.ロングトーン

4.リップスラー

5.タンギング

6.音階

7.エチュード(曲練習)

それぞれざっくり説明していきます。

ブレストレーニング

目的:楽器を吹くために必要不可欠な呼吸を、効率よく使うため

効果:身体が演奏するための状態にできる

ブレストレーニングは必要。

やるかやらないかでは大きく違う。

やりかたはこんなかんじ

・4拍吸って、4拍吐く。この拍数を、6,8と増やしてやってみましょう。

・1拍で吸って、4拍で吐く。吸う拍を、半拍、3連符の1拍、16分音符拍と短くする。

・4拍で吸って、8拍で吐く。吐く時間を、16,32と増やす。

バズィング

種類は2種類ある。

口だけのリップバズィングとマウスピースを使ったバズィングだ。

ウォーミングアップのようにつかうので、一つの音にとどまらずにやろう。

リップバズィングは、負荷がものすごく高いので短時間にしよう。

ロングトーン

誰もが最初に習うのがロングトーン。

目的が、決まった音を伸ばすだけになりそうだけど、

大切なのは、自分がどんな音を出しているかを確認するということ。

音の立ち上がり、伸ばしている間の音の質、そして切る時の処理。

これらを確認するために行う。

どんな時でも素晴らしい響きになっているかを確認しよう。長くても短くてもリラックスして理想の音が鳴っているかな?

リップスラー

リップというが、実際は舌で音を変えている。

この意識があると、リップスラーの苦手意識はなくなると思う。

唇でコントロールしようとすると、力が入ってしまい上手くいかない。

やりかたは、タンギングを行わずにやる。

下から上に行って戻ってくる。上から下に。音と音を自然に行き来出来るようにしよう。

大切なのは、息がスムーズか音のなり方もスムーズかだ。

しゃくりあげたり、上から落っこちたようになっちゃダメ

タンギング

音の発音をよくする練習。

ブレスアタックでもやってみよう。

大切なのは、均等に同じように音を刻めているか。

長い羊羹を、包丁で切るようなイメージ

種類もいろいろあるからやってみてね

音階

スライド楽器で一番大切な練習だと思っている。

スライドを適切なタイミングで適切な場所へもっていって鳴らす。

これはすごーーーーーーーく大切。

これがうまくいかないとトロンボーンは格好良くなりません。

ポルタメントが出ているようではだめ。

ゆっくりからしっかりと「ここ!!!」というタイミングで動かせるようにしよう。

エチュード(曲練習)

最後は、エチュードという練習曲を使った練習。

今までの基礎練習を、音楽に変える練習だ。

これは実際に取り組んでいる曲でもいいし、好きな曲でもいい。

ただし好きだからと言って適当にしない。譜面通りにふける事。

なおかつ、自然に自分の思っているような吹けているかを確認しよう。

最後に

基礎練習について学べましたか?

それぞれの練習について、詳しくは別途解説したいなと考えています。

またその際はぜひ読んでみてください。

ありがとうございました。

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